2021年5月、当社はドローン搭載型グリーンレーザースキャナーを導入しました。
・ドローン
(DJI JAPAN 株式会社製 MATRIS300 RTK)
・グリーンレーザースキャナー
(株式会社アミューズワンセルフ社製
TDOT3-GREEN)
・従来航空測量の分野のうち航空レーザー測深(ALB:Airborne Laser Bathymetry)として利用されてきた技術を、UAVに搭載可能な小型化を図ることで狭い範囲(河川・湖沼等)でも測深を可能にした技術です。
・水中を透過し水底までで到達するグリーンレーザーの性質を利用することで、NMB測量の苦手とした汀線、岩礁等の危険な浅所での測定も可能となり水陸シームレスのデータの作成が可能となりました。また、TDOT3Greenのマルチパス機能(4echo)により、繁茂した樹木下の地表面さえも捕捉することが可能になります。
当社では、ドローン搭載型グリーンレーザースキャナーと船舶によるナローマルチビーム深浅機器の組み合わせにより、陸部・水部を問わない高精度の3次元計測が可能になりました。